ハンバーガー

AISASモデル(検索と共有)を意識した飲食店経営と「隠す」コンセプト

「AISASモデル」
消費者の行動心理のプロセスを示す理論の一つで
消費者の行動を分析するときに良く出てくるキーワードである。

消費者の購買行動にまつわる過程は、

「注意が喚起され(Attention)」
「興味を持ち(Interest)」
「検索して(Search)」
「購買して(Action)」
「情報を共有する(Share)」

という要因(順番)から成り立つという考え方。


一昔前までは、
Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)の頭文字を取ったもので、アメリカのローランド・ホールが提唱した「消費行動」の仮説であるAIDMA(アイドマ)の法則が一般的であり、

消費者の心理的プロセス・モデルとしてマーケティングや経営学の世界で広く認知されていた考え方であった。



AIDMAからDesire(欲求)とMemory(記憶)がなくなり、3番目のプロセスとして「Search」が、Action(購買)後のプロセスとして「Share」が追加されている。


購買行動へ繋がる要因として「検索」と口コミなどによる「情報の共有」が重要視されている。

現代では他人の評価などをインターネットで調べてから、
購買行動へと移る傾向が強くなっており、検索、情報共有が消費者行動に多く関与している。

良い情報ならば、購買、来店などの背中を押すことになる、しかし、悪い情報ならば購買、来店の動機が無くなる。

インターネット等、情報を共有するツールが広く一般的に利用されることにより、商売のやり方自体が変わってしまった。

昨今の「食べログ」や「ツイッター、Facebook」等の情報共有ツールの存在で、「隠れ家」的なバーやレストランは無くなってしまった。
ある種の情報通やグルメ自慢だけが人気店を知っていて、自慢げに話を披露する姿は無くなった(たまに存在するが絶滅危惧種的扱いだ)

飲食店が「食べログ」の記載を削除せよと訴えるケースがニュースに出ているが、ほぼ敗訴しているようだ。

既存の情報共有ツールを否定せず、あることを前提に自分の店の立ち位置を考えなければならない。更に高度で複雑で早い情報検索、情報共有するツールが出来ることも想定内である。

当たり前の話として、正しい商売や真剣さ、謙虚さ、思いやりのある飲食店経営を真っ直ぐやってゆく必要がある。

そして「隠す」(隠れ家、隠し味、企業秘密、裏メニュー、特別サービスなど)というコンセプト
今後、ますます難しくなってゆくことを想定してコンセプトを組み立てる(組み立て直す)ことも要求されてくるだろう。




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