ハンバーガー

オーナーの悩みと従業員のモラルハザード

 飲食店のオーナーからの相談で多いのが「人」の問題。


人と言っても、「お客様」ではなく、「スタッフ」の方である。


社員、パート、アルバイト・・・
人が多くなればなるほど悩みが多様化、深刻化しているケースが多い。


ある程度のチェーン店になれば、店次長、店長になる過程で「人のマネジメント」研修を
経てから昇格、昇進するので、最低限の方法、テクニックを学ぶ経験がある。

また、何か「人の問題」で不安や問題があれば、
本部のSV(スーパーバイザー)が相談にものってくれる。

SVは店長上がりなので、人通り「人の問題」にぶち当たった経験をしているので
本部が用意しているマニュアル以外に自分の経験と照らし合わせてアドバイスもしてくれる。


我々が相談を受けるのは、個人店のオーナーからである。
相談相手が居ないということもあるためか、自分ひとりで問題を抱え込んでしまい、時間だけが過ぎてゆき、大した問題でなかったことが、かなり深刻化してしまっている事がある。


具体的には・・

・従業員い労基に訴えられた

・スタッフが自由気ままに遅刻したり休んだりする

・店にスタッフの友達などが押しかけ溜まり場みたいになってしまった

・レジのつり銭が合わないスタッフが店のお金を抜いている

・オーナーの知らない仕入が行われている

・スタッフが仕入業者からマージンを取っている可能性がある

・店のレシピを勝手に変える

・出勤時も退店時も挨拶をしない


職場、店舗において、

「モラルハザード」(働く倫理観の欠如)

の現象が起きている。



これらの事柄が現象として出ているということは、
もっと以前から原因となる何かがあったということだ。


その原因が何なのか、
どんな種を撒いたから、こんな花が咲いたのか。

オーナーと一緒にその原因を探る事からはじめるのだが、なかなか原因が分からないことが多く、オーナーに代わり、直接、従業員と第三者である我々が膝をつめて話し合って、
ようやく原因が分かることも多い。


モラルハザードは、ひとつの現象に対して対応するのではなく
その原因の根幹をおさえないと、また、違う現象が出てくるだけになる。

そして、問題が生じたら
「早め」に対応することである。

決断の遅いオーナーの店ほど
問題が発生しやすく、問題が深刻化するケースが多い。



「人の問題」・「モラルハザード」は
根幹を探ること、そして、早く対処することが大事である。


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