飲食店コンサルの依頼を受けて
オーナーさんと話していると、「なるほど・・・これは苦戦するだろうなぁ~」と
思うことが多々ある。
特に感じるのは、
「思い込み」で経営をしてしまっている事が多いことである。
たとえば、
「近隣店舗で繁盛している店は?」と聞けば
「この辺はどこも苦戦してますね」
「ランチ時以外は閑古鳥です」
なんて言うことも。
でも、調べると、どの周辺店も苦戦どころではなく
ぎっしりお客様を詰め込んでいる。
「○○の店は美味しい海鮮を出して繁盛しているみたいですけど?」と聞けば
「いやぁ~、食べた事あるけど大したことないですよ」
「いつ食べましたか?」
「そうだなぁ~1年ぐらい前かな、いや2年前ぐらいかも」
そのライバル店は相当前にコンサルの力を借りて
大幅なメニュー変更してから予約が次々に入る海鮮居酒屋に大変身していたのだ。
このオーナーは、
情報収集が出来てないし、しかも、自分のフィルターを通して
自分の店は頑張っている店、ライバル店は大した事ないと過小評価して
自己満足に陥っていた。
違うケースでは、
「近隣の飲食店のことは何も知りません」と言うオーナーも多い。
たしかに、
オーナーシェフでフル稼働させていれば、近隣ライバル店がどんな集客をしているかなど分からなくても仕方ない部分はあるのだ。
しかし!
これからの飲食店オーナーは情報収集と分析力が欠かせない。
近隣の店や行列ができている店や常に客席が満席など、
繁盛している店の情報はたくさんある。
自分が同時間、キッチンで料理を作っていても
SNS情報や口コミ情報、お客様や友達、家族からも情報は得られる。
状況を客観的に分析して、自分ややろうとしている店、今やっている店と何が違うのか、どこがポイントなのかを把握するチカラが飲食店のオーナーは試されている。
逆にお客様が来ない店とはどんな店なのか?
立地?接客?メニューの種類?価格?営業時間?店内の雰囲気?
この店は、ちょっとダメだなぁと感じたら、何がダメなのかを分析するのもかなり役に立つ。
提供する料理やアルコールのカテゴリーが違っても、繁盛するポイントは同じである。
これから開業する場合は、何に惹きつけられて、繁盛店にお客様は行くのか、自分なりの結論をもって、事業計画を練り上げることになる。
そして、既に開業しているオーナーは、よりお客様を満足させ、喜ばせるにはどうしたらよいか常に考える必要がある。
飲食店のオーナーにとって、現状維持は後退を意味する。
アンテナを高く持つことと、分析する感性とロジック(必要最低限のマーケティング知識)を持ち合わせることが必要な時代である。
繁盛店のオーナーたちの情報収集力と感性、分析力は感嘆することがある。
繁盛店の情報収集や分析をどのくらいしてますか?
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