飲食店の物件を探し始めると、やがて、意外に理想的な場所がない事に気がつく。
「この場所いいなぁ!」と思っても、
不動産屋に問い合わせると既に大手チェーン店さんが仮押さえになっている、というケースも多い。
大手飲食チェーンは、「店舗開発チーム」「出店チーム」などという部署があり、それぞれの担当する地域を隅々まで歩き、いい物件には目星をつけている。
現状、その場で営業している飲食店を探り、客数の状況など確認して売上予測をし、
「あと半年ぐらいでギブアップだろうなぁ」とか「時間の問題だ」とか判断をして、
ビルの管理会社や不動産屋を調べ上げ、現状店舗が撤退するようなことがあれば連絡をしてくれと頼んでいる。
個人店を出店するにあたり、根気よく、まじめに物件探しをしても、なかなか「いい物件」には出逢えない。
そこで、考え始めるのが・・・
駅にはまずまず近く、人通りもそれなりにある道路に面している
地下店舗・空中階(2F以上)をどう考えるか?
という問題にぶち当たるケースが多い。
雑居ビルの中には、すべて飲食店を入れるビルがあり、
これは、集合することで地下や空中階の不利をなくしてしまう。
この場合は、家賃や保証金は高めになるが、出店を検討してよい。
しかし、単独での地下、空中階は家賃が安くても、集客には不利である。
一階が不動産屋とか、コンビニとか、携帯ショップなど色々なケースがあるが・・・
目立たない可能性が高い、店舗の存在を知らしめるのに弱いアピールしかできない場所は
圧倒的に飲食店は不利である。
一階の見通しの良い場所に看板が置けるか、
また、階段やエレベーターがあるエントランスが入りやすいかなど検討する必要がある。
既にブランドイメージを確立している大手は、二階だろうと五階だろうと出店してくる。
バンバン折込チラシは入れる、駅前でティッシュやクーポンも撒く、派手で高価な電飾看板も置く、HPやSNSサイトでも積極的に費用をかけて集客している。
多少の不利はカバーできる大手は家賃が安い分を、販促費にまわすなど戦略を練っている。
個人店の出店の場合は、
よほど個性的な店をつくり、目的来店(わざわざ来る)を増やす自信があるときだけ出店すべき 。
脱サラをして、名も無き人が名も無き店をつくるには厳しい環境。
初めての出店での地下・空中階は、他に飲食店が入居してないのであれば避けたほうが良い。
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