熊本県は4月13日、同県多良木(たらぎ)町の農場から飼育していた鶏が多数死んだとの連絡を受け、この農場の2羽から県の遺伝子検査で高病原性の「H5亜型」鳥インフルエンザウイルスを検出したと発表した。
国内の養鶏場での鳥インフルエンザの発生は2011年3月に千葉市で確認されて以来、およそ3年ぶりになる。
県は同じ経営者男性が経営する同県相良(さがら)村の農場も対象に含め、飼育する全11万2千羽の殺処分を決定。
2農場への立ち入り制限を指示し、それぞれ半径約3キロ以内(5戸約4万3千羽)を鶏や卵の移動制限区域に、3~10キロ(42戸、約40万羽)を搬出制限区域に設定
、安倍晋三首相は13日午前、感染が広がらないよう防疫措置を迅速に進めることなどを指示した。
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スーパーマーケットや肉屋だけでなく、
鶏を扱う飲食店にとっても嫌なニュースであり、営業における死活問題である。
銘柄鶏の場合は、産地をしっかりアピールする必要がある。
生産農場(養鶏場)まで遡れる場合は、仕入ルートに再確認して、できれば、証拠の一筆を貰ってでも、仕入ルートがはっきりしていること、
何かあればすぐわかるシステムになっているなど、接客スタッフが説明できるようにしておいた方がよい。
鳥インフルエンザに対して問題ない!というアピールではなく、
単に産地を明確に示すことは、店の価値を上げるためにどこでも
行うことであり、自然に行えばよい。
そして、鳥インフルエンザの基礎知識はスタッフに再度教える必要がある。
こんな会話がある。
お客様 「鳥インフルエンザが出たね~」
スタッフ 「何ですか?鳥インフルエンザって、鳥も風邪ひくんですか?」
これでは、素材のこだわる店とは思えない。
今のアルバイトは新聞もニュースも見ない。
テレビもネットも自分の興味あるものしか確認しないので、鳥インフルエンザなど興味がないので知識も入ってこない。
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【参考:鳥インフルエンザと人間への感染】
鳥インフルエンザウイルスの人への感染については、この病気にかかった鳥と接触して、
羽や粉末状になったフンを吸い込んだり、触れたりすることによって、大量のウイルスが体内に入ってしまった場合に、ごくまれにかかることが知られています。したがって、農場の近くに住んでいたり、近くを通ったりすることで感染することはありません。
近年、東南アジアを中心に鳥インフルエンザの人への感染が報告されており、世界15カ国で573人が発症、336人の死亡者が出ています。(2011年12月15日現在)
しかし、これらは鳥インフルエンザに感染した鶏等と生活を共にするなどの濃厚接触によるものです。
なお、日本での発生事例はありません。
出典:宮崎県HP「鳥インフルエンザ発生に伴う人への影響」
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/fukushi/kenko/influenza/page00063.html
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