飲食業界では、
お店の雰囲気が悪くなることを「店肌」が悪くなるという。
「店肌の荒れ」は、お店に行くとよくわかる。
・通り一辺倒の挨拶しかできない従業員
・照明が切れていてもそのまま
・窓ガラスのサッシにホコリが溜まったまま
・従業員が裏で客席に聞こえるぐらいの声で私語をしている
・スタッフが常連客とばかり話している
お客様は、お金を払って、非日常の食事を楽しもうと来ている、
特別扱いをしてくれといっているのではなく、
「お客として大事扱ってくれ」
というのが最低限のニーズである。
にも関わらず。
曇ったナイフやフォーク、
色の褪せたメニュー表、
言わなければ水は追加しない、
お皿はなかなか下げない・・・
とても大事扱われているとは思えない。
レジで会計をして、店を出るときに思うのは・・・
出したお金を返してくれ!とは言わないが、
「もう二度と来ない」
「店肌」の荒れは、徐々に進行する。
最初は規律が保たれていたが、従業員の慣れが出てくると緩みが出てくる。
そして、売上や客数に影響が出始めたころには、
オーナーや店長の力だけでは、元に戻すことができないところまでいってしまっている。
特に客数が減り始めたあたりでは手遅れ。
そこから、やり直すのは新規オープンをするぐらいの負荷がかかる。
「店肌」を荒れさせないために何をやっていますか?
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