誰が食べても「美味い!」ということは、まずあり得ない。
100人食べて80人が「美味い!」というのも奇跡だと思った方が良い。
一般的な大手チェーン店というのは、極力多くのお客様をターゲットにしたいと思っている。
だからこそ、低価格で好立地という戦略になる。
そして、万人ウケする味を研究して提供する。
個店はこれと同じことやってはいけない。
個店にとって何よりの助けは、「年齢や性別により売れる味が違う」という事実だ。
大手チェーン店がすべての消費者を網羅することはできない。
だからこそ、自店に来てくださるお客様であるターゲットを決める。
ターゲットとは簡単に言えば
【誰にとっての一番になりたいか?】
難しければ、来て欲しいお客様より・・・
来て欲しくないお客様を考える方法もある。
・うるさい中学生や高校生は来て欲しくない
・会社帰りの上司や取引先の愚痴ばかりを言うようなサラリーマンには来て欲しくない
などいろいろなケースがあると思う。
どんなお客様のために自分の店はあるのか?
これを真剣に考える。
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| ボリューム満点の人気カレーライス(通常サイズ) |
【ターゲットにより、お金の使い方と利用動機が違うこと】
これをどのように認識するかでメニュー構成やメニューの中心価格帯が違ってくる。
このようなことは、大手チェーン店の場合、百戦錬磨のマーケティング部が調査・立案して実行に移している。
各地で、地域一番店、地域で一番集客しているのが、大手チェーン店の焼肉屋や居酒屋だったりするが、これは、マーケティング力の差がハッキリ出ている。
個店であろうとも、
しっかりとマーケティングの勉強をしないと集客に苦労する時代になった。
あなたの店のターゲットはどんな人ですか?
その人は、どんなお金の使い方をして、どんな時に外食をする人ですか?
あなたの店を必要としている人はどんな人?
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